──数多くのヒット作を量産するドンマー・ウェアハウスやメニエール・チョコレート・ファクトリーなど、ロンドンの人気劇場で注目の舞台を次々と手掛けている若手演出家。イギリス演劇界の次代を担う逸材として大きな期待を集めており、近年アメリカにも活動の場を広げている。
イギリスのブリストル大学で古典戯曲を中心に学び、卒業後はブリストル・オールド・ヴィック劇場を経て名門ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)に入団。同カンパニーで3年間アシスタント・ディレクターを務め、グレゴリー・ドーランやリンゼイ・ポズナーといった人気演出家の元で研鑽を積む。ドーラン演出によるRSC「マクベス」(アントニー・シャー主演)では2000年の東京公演にも随行した。
RSC の大作「カンタベリー物語」(05)で3人の演出家チームの一人として演出を手掛け、ストラトフォード・アポン・エイヴォン、ロンドン、アメリカ・ワシントンでの公演を大成功に導く。
RSC、グローブ座、オールド・ヴィック劇場、ナショナル・シアターといったロンドンの名門劇場のほか、イギリス地方劇場でも数々の舞台を手掛けている。
ワシントンで演出した「The Dog in the Manger」(09)ではヘレン・ヘイズ賞最優秀演出賞候補に挙がった。
近年の主な演出作品に、「ア・ナンバー」(10 年/メニエール・チョコレート・ファクトリー)、「The Prince of Homburg」(10/ドンマー・ウェアハウス)、「人生は夢」(09/ドンマー・ウェアハウス)、「夏の夜の夢」(08/グローブ座)、「The 24 Hour Play」(08/オールド・ヴィック劇場)、「ヘンリー五世」(07/マンチェスター・ロイヤル・エクスチェンジ劇場)、「間違いの喜劇」(05/シェフィールド・クルーシブル劇場)などがある。